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リオオリンピックアジア大陸予選に係る日本チームの方針について
今回、アジア大陸予選に出場した日本チームの各選手は、この予選に出場したことで、第1ステージ及び第2ステージの成績にかかわらず、オリンピックへの出場資格を獲得できる見通しとなりましたので、日本チームとしては、第2ステージの試合には出場しないことを決定いたしました。(詳細は
こちらをご覧下さい)
リオオリンピックアジア大陸予選会・代表権獲得者(11名)
●第1ステージ・男子5人
馬龍(中国・東アジア)
チェン・フォン(シンガポール・南東アジア)
ゴーシュ(インド・南アジア)
李平(カタール・西アジア)
Ni.アラミヤン(イラン・中央アジア)
●第1ステージ・女子5人
李暁霞(中国・東アジア)
馮天薇(シンガポール・南東アジア)
バトラ(インド・南アジア)
サハキアン(レバノン・西アジア)
シャハスワリ(イラン・中央アジア)
※第1ステージからは5地域からの1名ずつの通過者
●第2ステージ・男子6人
ゲラシメンコ(カザフスタン)
アチャンタ(インド)
陳建安(チャイニーズタイペイ)
何鈞傑(中国香港)
No. アラミヤン(イラン)
ケンジェフ(ウズベキスタン)
●第2ステージ・女子6人
リ・ミョンスン(北朝鮮)
スターシニー(タイ)
キム・ソンイ(北朝鮮)
ナンタナー(タイ)
ダス(インド)
ラリバ(フィリピン)
※選手名表記は国際卓球連盟のファミリーネーム表記に基づいています
第2日目 4月14日(木)の結果

<第1ステージ 男子準々決勝>
水谷 隼 2(3-11,8-11,11-6,11-5,3-11,3-11)4 張継科(中国)
<第1ステージ 男子準決勝>
馬龍 4(11-3,8-11,11-9,11-9,7-11,11-7)2 張継科
荘智淵 0(3-11,6-11,15-17,8-11)4 樊振東(中国)
<第1ステージ 男子決勝>
馬龍 4(16-18,11-3,11-6,11-7,13-11)1 樊振東
<第1ステージ 女子準々決勝>
石川佳純 4(11-7,11-7,11-3,11-13,11-7)1 李皓晴(中国香港)
伊藤美誠 4(6-11,11-9,12-10,11-5,6-11,11-9)2 丁寧(中国)
<第1ステージ 女子準決勝>
李暁霞(中国) 4(12-10,11-2,11-6,7-11,11-2)1 杜凱琹(中国香港)
石川佳純 4(10-12,11-0,11-0,11-0,11-0)1 伊藤美誠(負傷による途中棄権)
<第1ステージ 女子決勝>
石川佳純 0(9-11,8-11,3-11,4-11)4 李暁霞
【第2日目の大会レポート】
リオ五輪アジア大陸予選会の女子第1ステージ(東アジア)の準々決勝で伊藤美誠が現世界チャンピオンの丁寧(中国)を4−2で破る金星をあげた。1ゲーム目を先取されたが、バックハンド強打とフォアハンドスマッシュが決まり、その後3ゲームを連取。3−2となった6ゲーム目、11−9の競り合いの末に丁寧を破った。
同じく女子の準々決勝で石川佳純は李皓晴(中国香港)を4−1で下し、両者は準決勝で対戦。1ゲーム目が終わったところで伊藤は右手の痛みを訴え棄権した。丁寧戦で台に右手をぶつけたための故障だった。
石川は第1ステージの決勝でロンドン五輪の金メダリストの李暁霞(中国)と対戦し、ストレートで敗れ、代表権獲得はならなかった。
男子では第1ステージ(東アジア)の準々決勝で日本の水谷隼がロンドン五輪金メダリストの張継科(中国)と対戦し、2−4で敗れた。
第1日目 4月13日(水)の結果
<第1ステージ 男子2回戦>
吉村真晴 0(3-11,6-11,7-11,8-11)4 馬龍(中国)
水谷 隼 4(11-8,8-11,11-4,11-6,8-11,11-9)2 江宏傑(チャイニーズタイペイ)
丹羽孝希 1(11-13,7-11,2-11,11-6,4-11)4 荘智淵(チャイニーズタイペイ)
<第1ステージ 女子2回戦>
石川佳純 4(11-9,11-2,11-8,5-11,9-11,11-7)2 リ・ミギョン(北朝鮮)
福原 愛 3(9-11,5-11,9-11,11-9,11-7,11-7,10-12)4 李皓晴(中国香港)
伊藤美誠 4(12-10,4-11,9-11,11-8,11-8,8-11,15-13)3 キム・ソンイ(北朝鮮)
【第1日目の大会レポート】
水谷、石川、伊藤が勝ち進む
リオ五輪アジア大陸予選会が香港のエリザベス・スタジアムで行われ、東アジアの第1ステージのトーナメントでは日本選手は2回戦から出場した。
男子では水谷がチャイニーズタイペイの江宏傑に勝ったものの、吉村は馬龍(中国)に、丹羽は荘智淵(チャイニーズタイペイ)に敗れた。
女子では福原が李皓晴(中国香港)に敗れたが、石川と伊藤はともに北朝鮮の選手に勝ち、準々決勝に進んだ。
アジア大陸予選会について
アジア大陸予選会は、アジア大陸予選の枠である男女各11名の選手を決定するために、2ステージ制で行われます。
第1ステージでは、各アジアの地区(中央、東、東南、南、西)に分かれて試合を行い、各地区の優勝者、男女各5名に出場権が与えられます。
第2ステージでは、残りの6枠をかけて、第2ステージにエントリーする出場者(※1)全員で試合を行います。試合方法(※2)は、参加者をABCDの4つのトーナメントに分けて試合を行い、まず、各トーナメントで優勝した4人が代表資格を獲得します。加えて、AとBの決勝敗者、CとDの決勝敗者が試合を行い、それに勝った2選手が資格を獲得します。
なお、この予選会で出場権を獲得できなくても、国際卓球連盟が5月に発表するオリンピックシングルスランキングリスト(※3)における男女それぞれの上位22名(※4)にも出場権が与えられます。
※1 第1ステージで出場権を獲得できなかった選手が対象となります。ただし1協会からのエントリーの上限は2名までです。
※2 エントリー数によって試合方式が変わりますが、エントリー数が48未満の場合には(今回大会)、4つのトーナメントによる試合となります。
※3 世界ランキングからオリンピック出場条件を満たす選手だけを抽出したランキングリストです。
※4 各大陸予選会(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、北アメリカ、オセアニア)において資格を獲得した選手(男女各40名)は、「上位22名」からは除かれます。また、1協会あたりのシングルス資格獲得者の上限は2名までです。