| 卓球だけを幼少時から続けている人、フォアハンドだけの練習に偏っている人、打球フォームが極端に悪い人、グリップの悪い人、体力トレーニングをやらない人、ストレッチング体操をやらない人、疲労回復の方法を知らなかったりやらない人、偏食の人、このような人達の多くに大きな怪我や故障、あるいは慢性的な疲労の生じていることがわかっています。特に、卓球選手は腰痛の多いことがわかっています。(各種大会の参加選手中、実に47.2%が選手が腰痛に悩まされていることが確認されている。) 腰痛の原因は、運動不足の場合、体の片半身だけを主に使うスポーツを長く続けた場合、歩くだけあるいは走るだけといった運動を長く何年間も続けた場合、上半身と下半身または体の左半身と右半身さらに筋肉の表側と裏側のバランスが悪くなった場合等に生じます。日本の卓球選手は体の利き腕側を主に使う打球練習に偏っていること、しかも、技術練習のみを重視し体力トレーニングを軽視していることに慢性的な腰痛の原因か潜んでいるものと考えられます。
今後の腰痛対策として、以下のことを実施する必要があるでしょう。
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幼少時から卓球だけでなく色々なスポーツを行うこと。 |
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フォアハンドだけではなく、バックハンドの練習の割合を多くすること。 |
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よいグリップ、よい打球フオームで打球練習を行うこと。 |
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全面的な体力トレーニングを行うこと。 |
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特に、腹筋と背筋の強化、スクワット運動とかかとの上げ下げ運動、レッグプレスとレッグカールによる下半身の強化を行うこと。 |
また、肩と肘の障害が多いことも特徴的です。肩の故障は、大きく速いスイングでラケットを振り回すドライブ攻撃型の選手に多く、肘の故障は強烈なトップスピンのボールに対して瞬間的に肘をかえすカット型の選手に多い傾向があります。
肩の周囲の筋肉を強化するためには、鉄亜鈴を使って、上下・前後・左右振を行うことが大切です。卓球において用いられる打球動作によって、肩は色々な方向に動くようになっています。そのため、大きなカが急激に働くようなことが連続的に起こった時(連続的なドライブ攻撃等)、予めあらゆる方向のカに対して肩の周囲の筋肉が強化されていない場合には、肩の炎症が生じたり脱臼が生じたりします。肩だけではなく、肩につながる胸から背中にかけての筋肉を鍛えることも大切で、そのためにはバーベルを使用してベンチプレスやベンドオーバーローイング等のトレーニングを行うことが大切です。
肘の周囲の筋肉を強化するためには、鉄亜鈴を使って肘の屈伸、手首の回内・回外等の運動を行うことが大切です。肘の周囲の筋肉の表側と裏側、すなわち、押すカだけではなく引くカも強くしなければなりません。卓球選手は前腕と手首を多用することから、前腕の筋肉は太く強くなる傾向にあり、前腕の筋肉が余り鍛えられていない選手に肘の障害がでやすいのは当然のことといえます。
手首の障害があるのも卓球競技の特徴の一つとしてあげられます。サービス動作における瞬間的な手首のきりかえし、ドライブおよびカット打法における手首の回内・回外動作等、技術レベルが高くなればなるほどその重要性は高まり、手首に対する負荷は大きくなります。その大きな負荷に耐えるだけのパワーと持久力を手首は備えていなければなりません。
ビール瓶を使った手首のきりかえしや回内・回外動作、および風呂の中での水を利用してのトレーニング、鉄亜鈴を利用して手首のみの屈伸と回内・回外動作のトレーニングが必要です。
指を立てての腕立て伏せ、手首の関節の可動範囲の極限から極限まで動かすトレーニングも必要となります。
膝の障害の多いのも卓球選手の特徴です。前後左右への激しいストップダッシュの連続動作が多いことから、膝への負担が大きいきいことは当然であり、半月板の損傷、膝の内側および外側靭帯の損傷が生じやすいのです。しかし、膝の周囲および大腿と足首の筋肉を鍛えることによって、膝への衝撃力を弱くし膝の障害を未然に防ぐことができます。
膝の障害を防ぐトレーニング法としては、スクワット運動、短距離ダッシュ、縄跳び、かかとの上げ下げ運動、サイドジャンブ等のトレーニングがあげられます。
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