| (3) 瞬発力(垂直跳びについて) |
| 瞬発力は、下肢の筋パワーをみる尺度として利用できます。 卓球選手の垂直跳びは、図 I-10 からみると、男女とも下から 1/3 ぐらいに位置しています。一般的に身長の高い者は、垂直跳びの成績もよくなる傾向にあります。 図 I-11 は、身長と垂直跳びとの関係を種目別にみたものです。 男子では、ウェイトリフティング(重、軽)が高い値(0.45以上)を示し、反対にマラソン、柔道等が低い値(0.3以下)を示しています。卓球選手は、0.25〜0.35 で低い値を示しています。 女子では、投てき、体操が高い値(0.35)を、反対にマラソン(0.25以下)が最も低い値を示しています。卓球選手は、0.25〜0.3 の間で低い方の値を示しています。 |

図 I-10 オリンピック代表選手の競技種目別の垂直跳び
(黒田ら、1985に筆者らが卓球のデータを加え作図)
横軸の数字は図 I-6 における種目番号に一致する


| ロサンゼルスオリンピック(1984年)出場選手 ○ 男子 ● 女子 |
卓球ソウルオリンピック(1988年)代表選手 △ 男子 ▲ 女子 |
図 I-11 競技選手にみられる身長と垂直跳びの関係
(福永、1986に筆者ら加筆)