(2) 筋力(握力腕力背筋力について)

 

卓球選手の握力は、図 I-7 からみると男女ともに低い値を示し、特に男子は低いです。

腕力は、図I-8 に示すように、卓球の男子では上位1/3に位置し、女子では最も高い値です。

背筋力(図 I-9)は、男子では、レスリング(100kg以上)、柔道(重)、投てき、レスリング(重、中)などが高い値を示しています。これは、握力、腕力においても同様です。反対にアーチェリー、射撃、ボクシング(軽)、自転車、マラソンなどでは、背筋力が低いです。卓球選手の背筋力は、図 I-9 からみると全体のほぼ中間に位置し、跳躍、水泳などと同程度の値を示しています。女子では、槍投げ、走高跳とならんで高い値を示しています。

筋力についての他種目との比較における男女の位置の違いは、男子では特に筋力を必要とする種目(柔道、レスリング、ボート)の存在のために低い位置にありますが、女子にはそのような種目が存在しないので高い位置になったと考えられます。

 

 

握力

図 I-7 オリンピック代表選手の競技種目別握力

 (黒田ら、1958に筆者らが卓球のデータを加え作図)

 横軸の数字は図 I-6 における種目番号に一致する。

 

 

 

腕力

図 I-8 オリンピック代表選手の競技種目別の腕力

(黒田ら、1958に筆者らが卓球のデータを加え作図)

横軸の数字は図 I-6 における種目番号に一致する。

 

 

 

背筋力

図 I-9 オリンピック代表選手の競技種目別の背筋力

(黒田ら、1958に筆者らが卓球のデータを加え作図)

横軸の数字は図 I-6 における種目番号に一致する。

 

 

Question 7

表 I-6 ソウルオリンピック代表選手の形態級/a>

(1) 形態(身長、体重、上肢長、皮下脂肪厚について)

(3) 瞬発力(垂直跳びについて)

(4) 有酸素作業能力(最大酸素摂取量について)


<Question 6><Question 8>

<目次>

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